最上位モデルの「Producer MDS-8300/RMS」

CD / DVDパブリッシャー＆インポーターの世界シェアNo.1を誇るリマージュジャパンは，医療用途としては主力製品の「Catalystシリーズ」を中心に，医療業界の幅広いニーズに応える製品を展開している。同社製品の特長として，ディスク発行とデータ取り込みが1台で可能なほか，データ書き込みからラベル印刷までが全自動，優れた操作性，最上位モデルの「Producerシリーズ」から軽量・小型な「Allegroシリーズ」までソフトウエアが全製品に共通，という点が挙げられる。これらのうち，ソフトウエアについては構成が一新され，2020年3月に，Webブラウザの制約なくディスク発行を可能とする新しいソフトウエア“RIMAGE Medical System（RMS）”の提供を開始した。製品ごとにディスクの連続発行枚数や印刷方式などハードウエアの違いはあるものの，いずれもRMSによって同じ機能を使用可能であり，施設規模や設置場所，運用に応じた柔軟な機種選択が可能となる。

同社製品は，各シリーズともオプションでBlu-rayディスク（BD）にも対応しており，オフラインデータアーカイブとしての利用にも適している。また，実際の導入に当たっては，同社独自のソフトウエア統合ツールにより，HIS / RIS / PACSなどのあらゆるメディカルITシステムとの接続，統合・連携も容易に構築できる。

新ソフトウエア“RIMAGE Medical System（RMS）”の画面

メディカルソリューションスペシャリストの及川　真氏

（文責・編集部）