レイヤードが東京都在宅医療推進強化事業で7つの医師会のDX化を支援
本事業に採択された江東区,墨田区,西東京市,三鷹市など7つの医師会を支援

2025-1-22

医療DX

在宅医療機器


(株)レイヤード(本社:福岡市博多区,代表取締役社長:毛塚牧人,以下レイヤード)は,東京都が進める在宅医療推進強化事業で採択された豊島区,江東区,墨田区,西東京市,三鷹市,狛江市,小金井市(順不同)の7つの医師会のDX化を支援する。

東京都は,今後の高齢化の進展による在宅医療の需要増加に加え,オンライン診療などコロナ禍を経て受療行動が変容したこと,また,24時間診療体制など切れ目のない在宅医療の提供体制の構築に向けた取り組み状況は,区市町村により差があることを課題とし,在宅医療提供体制の充実を図ることを目的に,在宅医療推進強化事業(以下,本事業)を進めている。

本事業では,24時間診療体制の確保(主治医・副主治医体制の導入による体制の構築等)のために,医療者の負担を増大させない仕組みづくりとしてDXによる体制整備が期待されている。

全国約4,000施設の医療機関のDXを支援するレイヤードは,本事業で採択された7つの医師会より,同社のプロダクトやノウハウを活かしたDX支援を受託した。各医師会の体制整備に向けた支援を継続的に行っていく。

具体的には,レイヤードの電話自動応答システム「Iver(アイバー)」やWEB問診「Symivew(シムビュー)」,患者管理システム「Kakarite(カカリテ)」といったプロダクトを組み合わせて活用することで,医療機関間や多職種間で安全に患者情報を共有できる仕組みを構築する。

また,豊島区医師会,江東区医師会,西東京市医師会とは,24時間診療体制の構築に必要となる各プロダクトの機能の共同開発も行っている。

江東区の事例:医療DXによる主治医・副主治医体制の構築

江東区医師会が進めている医療DX化は,電話自動応答システムIver,WEB問診Symviewを活用して,主治医だけでなく,副主治医が夜間休日当番医師として平日夜間や,休日の緊急時に対応し診療できる体制を構築するというものである。

電話自動応答システムIverは,コールセンターのように用件ごとにメニューが設定でき,メニューごとに電話の転送やSMS送信,自動音声案内などの対応が可能。さらに,在宅医療等の課題解決のために曜日や時間帯などカレンダーを利用して転送先の電話番号を設定することが可能な機能を提供している。これにより夜間や休日の電話転送先をきめ細かく設定することができ,夜間休日当番医師等へ適切に自動転送できる仕組みの構築が可能となる。

また,WEB問診Symviewは患者家族や訪問看護師等の医療者のスマートフォンで詳細な問診の入力ができるだけでなく,ブラウザでビデオ通話ができるオンライン診療機能も搭載している。
※ID登録やアプリのダウンロードが不要

江東区医師会では,各診療所で両システムを導入することを支援し,医師が無理なく24時間対応可能な在宅医療体制の構築を目指す。

医療DXによる主治医・副主治医体制の構築

 

※各医師会により実施内容は異なる。

レイヤードは,地域の患者を,地域全体のかかりつけ医が協同して診療できる体制づくりを支援することで,かかりつけ医機能の推進に貢献していく。

レイヤードが支援する7つの医師会
豊島区医師会
江東区医師会
墨田区医師会
西東京市医師会
三鷹市医師会
狛江市医師会
小金井市医師会

 

●問い合わせ先
(株)レイヤード
https://layered.inc

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