UiPath,電子カルテプラットフォーム向けの新たなプロフェッショナルサービスプログラムをグローバル展開し,医療機関の自動化を拡大
~UiPath Platform™によって新たに16か国の顧客とパートナーが主要電子カルテへより迅速にアクセス可能に~
2025-3-13
エンタープライズ自動化・AIソフトウェアのリーディングカンパニー UiPath(株)(以下「UiPath」)は,2025年3月13日,新たに16か国でのプロフェッショナルサービスプログラムの拡充に向けて,主要な電子カルテプラットフォームとグローバルコンサルティング契約を締結したことを発表した。本契約により,医療機関向けのプロフェッショナルサービス機能が大幅に強化されるとともに,顧客とパートナーが電子カルテプラットフォームにより迅速かつシームレスにアクセスできるようになる。
電子カルテは,現代医療の要として,患者,医療従事者,保険会社を重要な情報でつなぐ役割を担っている。電子カルテプラットフォームが患者と医療従事者のより良い関係を構築する一方で,電子カルテに要する膨大な業務負担によって,多くの医療従事者は患者と向き合う時間よりもデータ処理に費やす時間が増え,病院の経理担当者は請求業務で手いっぱいとなり,IT部門は各種サービス間の相互運用性を確保するための調整に追われている。
今回新たに締結したコンサルティング契約により,これまで導入後数週間かかっていた電子カルテへのアクセスが数日で可能になる。さらに,UiPathは各地域の戦略的パートナーとより緊密に連携していくことで,人材と価格の面で幅広い選択肢が提供できるようになる。新たに拡充する地域には,アメリカとカナダに加え,オーストラリア,フランス,ドイツ,イタリア,シンガポール,スウェーデンなどが含まれている。
オートメーションとAIが相互運用性を最適化し,アプリケーションテストを改善することで,医療従事者の管理業務や臨床業務の負担軽減,収益の適正管理,コスト削減を支援する。
UiPath(株)のプロダクトマーケティング部 部長の夏目 健氏は,次のように述べている。
「電子カルテ市場は,病院向けシステムだけでも,2025年に200億ドル規模へと成長すると予測されており,世界的な傾向として,医療従事者,保険会社,患者が主要な電子カルテプラットフォームに依存していることは明らかです。残念ながら,それと並行して医療コストも上昇し続けています。そのようななかで,自動化やエージェンティックオートメーションはコスト削減と生産性向上を実現する強力なソリューションとなります。UiPathと認定パートナーによるプロフェッショナルサービスを利用すれば,医療機関は,コスト削減やエンド・ツー・エンドのプロセス自動化を進めるための優れたアクセス性と幅広いリソースを獲得でき,最終的には,より質の高い医療の提供や,医療従事者の働きがいの向上を達成できます。」
重要な点は,エージェンティックオートメーションやエージェンティックAIが普及していくなか,UiPathが,顧客とパートナーがこうしたエージェント型ソリューションへの対応を拡大できるようサポートできるということ。エージェンティックオートメーションは,大規模言語モデル(LLM),生成AI(GenAI),大規模アクションモデル(LAM)をはじめとする最先端AI技術を活用して,自律的にアクションを実行するソフトウェアエージェントを提供している。このエージェントは,環境を認識し,それに関する推論や問題提起を行い,特定の目標を達成するためのアクションを計画・実行することが可能である。
人がエージェントの作業を組み立てたり,指示したりする必要はない。エージェントは自律的にデータを分析し,パターンを認識したうえで,新たな問いを立て,結論を導き出し,業務を遂行するためのプロセスを構築して作業を実行できる。
UiPathが医療向けに推進するエージェンティックオートメーションなどの自動化ソリューションについて,詳細は下記を参照。
https://www.uipath.com/ja/solutions/industry/healthcare-automation
●問い合わせ先
UiPath(株)
www.uipath.com/ja