ITEM2014 エプソン販売 ブースレポート
ドライブの交換が可能で長寿命を実現したディスク デュプリケーターの新製品「PP-100Ⅱ」を展示
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2014-4-18

エプソン販売 ブース
エプソン販売は,ドライブの交換が可能で長寿命を実現したディスク デュプリケーターのニューベーシックモデル製品「PP-100Ⅱ」をITEMでは初展示した。地域連携における可搬媒体での画像データ共有に欠かせない製品として,高機能をアピールするとともに,導入事例を紹介していた。(4月11日取材)
従来製品はドライブの寿命が製品自体の寿命であったが,PP-100Ⅱではドライブの交換が可能になったため,長寿命を実現している。万が一のトラブルの際も,予備のドライブを用意しておくことによりダウンタイムを最小限に抑えることができる。DVDドライブをBDドライブに交換することにより,ブルーレイディスクへの書き込みが可能になる。
また,最大50枚までディスクのデータを自動で読み込み、まとめてPCに保存することができる。これにより,PCで1枚ずつディスクデータを取り込む作業が必要なくなる。
医療現場では,PACSの患者データを必要に応じてディスクに書き込み,レーベル印刷をする作業がある。そこで,PACS・ビューワのメーカー各社は,同社の業務システム連携ソフト「TD Bridge」を使ってPP100とビューワとの接続用プログラムを開発している。今回は,アレイ社のビューワソフト「AOC」を使ったデモンストレーションが行われた。
近年,病院で作成するCDやDVDは“病院の顔”として,さまざまな思い入れのある写真やデザインを使ってアピールするようになっている。エプソンのレーベル印刷は,ライトシアン,ライトマゼンタを加えた純正6色染料インクがレーベルの受容層に垂直に浸透し,にじみが少なく文字のエッジもシャープに再現する。色安定性にも優れ,長期間の保存でも色褪せしにくい。バーコード印刷によりディスクの取り違いを防ぎ,業務の効率化につなげることも可能である。
このほか,ブース内では前機種「PP-100」を医用画像のディスク作成に使用している中津病院など8病院の事例をパネルで紹介。来場者にユーザーの声を届けていた。
![]() 長寿命を実現したPP-100Ⅱ |
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アレイ社のAOCによる連携デモで |
![]() PP-100の導入事例:中津病院,松下記念病院
![]() PP-100の導入事例:横浜栄共済病院,日本鋼管病院 |
![]() PP-100の導入事例:由利組合総合病院,隈病院 |
●お問い合わせ先
エプソン販売株式会社
住所:〒160-8324 東京都新宿区西新宿6-24-1
西新宿三井ビル24階
TEL:03-5321-4111(代表)
URL:http://www.epson.jp/products/discproducer/