RSNA2018 フィリップス - 核医学
“Ambient Experience”で演出したフルデジタルPET/CT装置「Vereos PET/CT」をアピール
2018-11-29
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フルデジタルPET/CT装置「Vereos PET/CT」をアピール
RSNA 2018 核医学
Philips(フィリップス)の核医学は,検査室をイメージしたコーナーに半導体検出器を搭載したフルデジタルPET/CT装置「Vereos PET/CT」のモックアップを展示した。模擬検査室は,照明・映像・音響で被検者がリラックスできる環境を演出する“Ambient Experience”で彩られた。検査室と併せて,被検者の待機室も展示。検査室と同様に,Ambient Experienceにより被検者の好みに合わせたリラックス空間を演出できることが紹介された。Vereos PET/CTは,日本国内でも2017年10月に販売が開始されており,全世界で約60台が稼働している。
Vereos PET/CTには,自社開発のデジタル半導体“D-SiPM(Digital-Silicon Photomultiplier)”検出器を搭載。従来装置と比較して2倍以上の空間分解能,感度,定量性を実現した。クリスタルと検出器を1:1に配置した1 to 1カップリング方式による検出精度の向上,デジタル直接変換によるノイズ混入防止により,高精度画像の提供が可能となっている。また,TOF-PETの時間分解能も310ピコ秒まで短縮し,撮像時間の短縮を図っている。
CT部分には64/128スライスCTを採用し,逐次近似応用再構成法“iDose4”,金属アーチファクト低減技術“O-MAR”も搭載。被ばくを低減し,インプラントがあっても検査ができるなど,臨床で使いやすい装置となっている。
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フルデジタルPET/CT装置「Vereos PET/CT」をアピール
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“Ambient Experience”で演出された模擬待機室